豆皿プロジェクト、レポらないうちに終わりました!(笑)
ばんざーい!ばんざーい!
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こんな感じの仕上がりです。

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こんな感じで、先に100枚、第2弾で200枚、計300枚。
無事に納品出来ました!



今回、最初は200枚というご依頼で、当たり前だけど、何とか1人でできるだろうと思ってたんですが、
粘土も1から作って、あれこれ手こずってるうちに、だんだん「あら?ちょっとギリギリだなぁー」と思っていたところに、御依頼が300枚に増え、
「あら?これは、1人では無理かも💦」と、はたと気づいたのでした😅

その日のうちに手先の器用なお友達数人に連絡して、「お手隙の時でいいので、お手伝いしていただけないですか?」とヘルプを出したら、
みんな「やりたい!」と手を挙げてくれて、あっという間に精鋭部隊が結成。

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夜の部、昼の部、
それぞれが来れる時間を調整して、お手伝いしてくれました💕

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いちばんびっちりお手伝いしてくれた彼女は、この高校の卒業生さんです。
色んな思い出話を聞かせてもらいました☺️

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所狭しと並べて乾燥。

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棚も設置して乾燥。

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乾いたら工房に持ち帰り、素焼き。

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またカフェに運んで、色塗りや撥水剤塗り。

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ちまちま、もくもく、
ひたすら単調な作業の繰り返し。
私1人なら、あっという間に心が折れていたと思います😅

でも、精鋭部隊のみんなは「たのしい!」と言って作業に参加してくれました☺️
本当にありがたかったです。

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作業が全て終わった日の帰り道、
いつも通る道の信号を曲がった途端、背後からものすごい光がふわーっと飛び込んできて、思わず車を停めて写真を撮りながら、
「あー、何とかやりきったなぁー😆」と、ほっとして、安心とともに脱力感が湧きました😅

色んな事があったけど、このお仕事をお受けしてよかったなぁと。
しかも本来は1人でやるもんだと思いますが、でも、こうやって人に頼るという経験もしてみて、よかったなぁと思ってるんです。
普段はチームワークで仕事をする事が無いので、先を見越して段取りをしたり、その人に向いている仕事を割り振ったり、たくさん得る事ばかりで、色んな経験が出来ました。

今回、お話を受けてから納品するまで、たくさんの方にご協力頂き、ここまでたどりつけました。
快く粘土を掘らせてくださった親戚のおじさん、粘土堀りを手伝ってくれた母、作業を手伝ってくれたお友達、作業場所を貸してくれたカフェオーナーのお友達。
そして、このお話をくださった共和高校の先生方。
本当にありがとうございました。

残念ながら、今年度で高校は歴史に幕を閉じる事となりますが、最後の卒業生のみなさんは立派に卒業される事と思います。

卒業制作を一緒に作らせていただいたのですが、ほんとにみんな才能のある、いい子達ばかりでした。

卒業制作のレポは、また別記事で改めて…😅

以上、【豆皿プロジェクト】のご報告でした。



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# by nagomi-zu | 2018-10-18 03:33 | 製作のようす | Comments(0)
記念品豆皿プロジェクトは、粘土を掘るところからはじまりました。


御依頼内容が、地元高校の閉校式にお配りする記念品という事で、担当の先生方のたってのご要望で、


「ぜひとも、地元の土で器を焼いてほしい」

という事でした。



たまたま数年前に、「親戚の土地で粘土が取れる」と聞いて、掘って焼いてみた事があったんです。

単身でもしっかりと器が焼ける粘土でした。


それが記憶にあったので、「その粘土を使います」って事になりました。




が、これがとても大変だったのです。



今年は初夏から夏にかけて、北海道でも梅雨のように長雨が続きました。



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初回掘った穴に雨が溜まり、ずぶ濡れドロドロで粘土を掘ったり、

掘った粘土を外に広げて乾燥させたくても、ずーっと雨。



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掘ってきた粘土を細かくちぎりながら、根っこやゴミを取り除いて、カラカラに乾燥させて、

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乾燥させた粘土を粉々に砕いて、

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水に浸して、草や細かい根っこなどのゴミを取り除き、

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まんべんなく攪拌。

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それを石膏板に広げて水分を飛ばす作業を経て、

やっと粘土になるのですが、、、


全ての工程が外での作業なのに、とにかく雨、雨、雨...


1日晴れたら2.3日雨、みたいな天気が1ヶ月半ほど続き、

そうこうしているうちに、夏休みの姪っ子預かりミッションに突入~


全く粘土作りが進まなく、気持ちばかり焦ります。




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作業工程はどれも力仕事で、とにかく量が多く、掘ってきた粘土は多分50~60キロ分はあったかと💦


私ひとりではとても手に負えないと、途中で降参し、

乾燥した粘土を細かく砕く作業は、高校の在校生さんにもお手伝い頂きました。




石膏板で水分を飛ばした粘土を手で練り、水分を調節し、


こうして出来た貴重な地元粘土に、


市販の白土を半々でMIXし、


土練機を二回通して、



やっとオリジナルの粘土が出来上がりました。


これを寝かせて、やっと作る工程へ進める事となりました。



続く。


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# by nagomi-zu | 2018-09-30 02:09 | 製作のようす | Comments(0)

コピーから学ぶ


叔母から、新聞の切り抜きと共に、
「これと同じような花器を作って」
と言い渡されたのが、2カ月前😅

その時は切り抜きの写真を撮って帰った。

まるまるコピーはいやだから、写真を見ないでうろ覚えでひいて、写真を見せたら、

「全然違うー!作り直せないのかい?」

と却下された(笑)

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新聞の切り抜き。


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ひいたやつ(笑)


やっぱり。全然違うわ(笑)



で、今回は切り抜き自体を手渡され、
細かい特徴を言い渡されたので、

写真をじーーっくり見比べながらひいてみたけどさ、
同じにはひけないわっ!🤣

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姪の意地で3回作り直したけど、これで限界!

そして、ひきおわった後、おえーっとなって、ものすごく具合悪くなった😅
多分、自分の作りと違う慣れない事したから、変なところに力入ったんだろうなー💦


そしたら、お友達が、
「この形は、バーナード・リーチが山陰で教えたピッチャーの形だと思うよ」
と教えてくれて、
検索したらドンピシャでした😳


写真のはどなたの作品かは分からないんだけど、
の形は「リーチ型」と言って、バーナード・リーチというイギリスのすんごい陶芸家が、その昔、日本の小鹿田焼の作家に伝えた技法らしく、

そりゃぁ、「おえー」ってなるわ🤣

(すんません、大学とか窯業訓練所で学んだわけじゃないから、陶芸の歴史とかよくわからんとです💦)


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仕上げて取っ手を付けました。


あのね、かたちは真似しようと思っても、なんつーか、醸し出すものは真似出来ないわけですよ。
そりゃ、そう簡単にはいかないわけです。

かたちは似たような感じにはなったけど、取ってとか口元とか、ものすごく不自然なんですよ。

やっぱり、自分の身体からすーっと出てきたものじゃないから。

あの取っ手とか、もうそれは息を吐くように、自然ななりゆきで、「ふっ」と付けるんでしょう。

私のは、フォルムをなぞって、粘土を足したり削ったりして、まさに「コピー」しただけだもんね。

全く自然体じゃない。

だから作って、ふっと気が抜けた途端に、具合が悪くなったんでしょうね。
無理して真似しようとして、あちこちに無駄な力が掛かってるもんね。

いやはや、ホントに勉強になったわ。

最初は、「雰囲気似てりゃいいよね」と思ったから受けたんだけど、
途中のダメ出しで「こりゃ、全く同じに作らないと納得しないパターンだな」と思い、
「その勝負、受けて立つ!」みたいな、姪の意地が発動しましてね(笑)

「人様のコピーを作るなんて...」という罪悪感もじゃまをして。

でも結果的には、
「何も知らずに発注してきた叔母、グッジョブ👍✨」
です(笑)

先にルーツを知ってたら、なんか恐れ多くて断わってたわ😅

こうして人のコピーを作ってみて、色んな事が勉強になりました。

めでたしめでたし。


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# by nagomi-zu | 2018-09-27 00:32 | 製作のようす | Comments(0)

北海道の田舎町でアンティーク風のやきものを作っています。


by nagomi-zu